2006.2.9 トロント指輪ミュージカル その3
第三幕
第二幕、第三幕の休憩は、第一幕後の休憩より短いようなことが書いてありましたが、
やはりかなり長かったような・・・トイレに行く人多かったもんなあ。
私の列にいた人たち(同じグループのようでした)は、三幕が始まっても戻って来ませんでした・・・(爆)
つまらなかったのか、二幕で終わりだと思ったのか・・・(汗)いや、二幕の最後は拍手なかったもんなあ・・・
やっぱりつまらなかったのかなあ(汗)
第三幕の最初は、降りた幕にサウロンの目が映像で映し出されます。
この「炎に縁取られた瞼のない目」がですね〜、真円で瞳孔が縦長の、あまりにも映画の御目にそっくりでびっくり。
映画の御目を初めて観た時には斬新なデザインに感心したものですが、二番煎じになるとなあ・・・
まあ、サーチライトになったりはしなかったですけど(汗)
フロドはシェロブと遭遇。フロド一人で、というあたりが映画と同じですねー(汗)
さすがに「家へ帰れ」はありませんでしたけど(汗)なんでフロド一人になったかは忘れました・・・(汗)
シェロブの造形はまずまずでした。舞台で見たら情けない造形になるかと思っていたので、
そのあたりは評価したいですね。
でも、かなりあっけなかったですね。出てきた、やられた、みたいな。まあ仕方ないとは思いますが(汗)
このあたりの音楽はこちら
の右フレームの上から三番目の写真の下のリンクをクリックするとちょっと聴けます。
これはガラドリエルの波璃瓶を掲げるところですね。
ペレンノール野の戦いと黒門前の戦いは一緒くたになってました(汗)まあ時間的に仕方ないと思いますが。
死者の軍隊も来てました。このあたりも映画と一緒ですね(汗)まあ死者の道自体がなかったと思うので・・・
緑色のライトが当たってたような気がします。
メリーとピピンも参加してました。まあ舞台ではメリピピの別行動はなしなので
メリーもいるのは順当ではありますが。
二人ともゴンドールの木の模様が入った白い服を来て参加。
(服が白なので、白の木じゃないですよね(汗))
でも、なんだか割烹着みたいで、あんまり兵士っぽくなかったなあ・・・
アングマールの魔王はサウロンの口を兼ねてました。サウロンの口が昇格したとみるべきか、
アングマールの魔王がおしゃべりになったと思うべきか(汗)
魔王は一行にミスリルの鎖帷子とフロドの上着を見せます。
ミスリルの鎖帷子ここで初登場だもんな、上着も必要なわけです(笑)
そして戦いに突入するのですが、うーん、ヘルム以上にカッコ良くない戦闘シーン・・・
白の勢力が剣を捧げて一列に並んで・・・とか(汗)
エオウィンも戦いに参加してました。そして魔王を倒しますが、唐突な印象・・・
何よりもセオデンとの絡みが全くないんですよね。セオデンが倒れたところを見ていなかったと思うし・・・
セオデンの死も唐突な感じだったなあ・・・
そして確かエオウィンこの後出てこないので、なんだったの〜、ですよね・・・(汗)
フロド・サムルートでは、オークに連れ去られたフロドを救うためサムが大立ち回り・・・と私のメモには書いてあります(汗)
このあたり、やっぱり映画っぽいですよね・・・
滅びのき裂のシーンはよくわかりませんでした(汗)なんだかあっけなかったような・・・
そして、徒歩で助けに来るガンダルフ(汗)そしてそして、なぜかサムを先に助け起こすガンダルフ・・・
フロドは指怪我してんだよ、労わってやれよ〜(汗)
そして、滅びの山から徒歩で帰らされるフロドたち・・・(汗)フロドはアモン・スールから裂け谷も歩かされてたよな・・・
かわいそうすぎるんですが(汗)
戴冠式ではアラゴルンとアルウェンがラブラブ・・・(汗)うーん、ここも映画っぽいなあ(汗)
エルロンドも来ています。
まあ、アルウェンがフロドにペンダントをちゃんと渡していたのが救いですが。
メリーとピピンは、なぜだかローハンの騎士とゴンドールの騎士と言っていたような。
あの状況でなんでメリーだけローハンの騎士なるのかがわからん(汗)
そしてフロドとサムも白い割烹着で登場・・・(汗)
レゴラスとギムリの別れは良かったです。とメモに書いてあるのですが、忘れました・・・(大汗)
多分、あっさりとしつつもしんみりしていて良かったんじゃなかったかと。二人で去っていっていたと思います。
しかしアラゴルンのホビットたちとの別れもあっさり・・・(汗)跪きはするんですけどね・・・
帰途、木の鬚とも再会。ここで唐突にエント女の話が出ていた・・・と思います。
ホビット庄の掃討もありましたが、やればいいってもんでも・・・と思いました(汗)
グリマがいない分、しだ家のビルが代わりを務めてました(汗)
まあ、サルマンの最期は映画よりは良いのですが。
でも、「あんたは成長したな小さい人よ」がなかったような。これがないと、やっぱり
「ただやりゃあいいってもんじゃあ・・・」という印象になりますね(汗)
灰色港では、なんとホビットたちたくさんがお見送り(汗)まあ絵的にはいいんですけど・・・(汗)
フロドとサムの別れは良かった、とメモに書いてありました(汗)このあたりも忘れてるなあ・・・
とまあそんな感じで、ストーリー的にはTTT以降の部分がかなりうーむ、な出来でした(汗)
FotR部分はなかなか良かったのですけれど。
音楽もエキゾチックなのは面白かったし、キリス・ウンゴルのフロドとサムの場面の曲も良かったのですが。
セットも頑張っていたし、照明も綺麗だったし・・・
でもやはり全体的には傑作とは言い難い出来の舞台だったと思います(汗)
ただ、指輪ファンとしては、ツッ込みどころも含めてそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
かなり書くのが遅くなってしまったので忘れているところもあり(汗)
ブログの方で、見た直後の感想を書いていますので、興味がある方は併せてご覧ください。
その1
その2(キャストの感想中心)
私が見たのはまだプレビュー公演でしたが、その後多少手を入れて変えているようです。
ホビットの眉毛を普通にするようになったとか・・・(笑)
しかし、トロント公演は9月3日で1ヶ月早い打ち切りクローズに・・・(汗)
来年5月からプレビューが始まるロンドン、ウェストエンドのDURULY LANE THEATERでの公演は果たしてどうなるでしょうか。
トロント版よりもさらに手を加えるらしいですが。
キャストも一新されるようなので、どんなキャストになるかも楽しみです。