8月19日 オックスフォード1日目
その4 イーストゲートホテル&マートン通りのフラット
ヨーロッパクロマツの側で30分ほどものんびりしていたでしょうか。すっかりブーたれた
妹と合流し(汗)、植物園を出ました。
High Streetを真っ直ぐ進むと、トールキンやルイスがよく入ったパブがあるという
イースト・ゲート・ホテルがあります。
が、そのすぐ隣のオモチャ屋のショーウィンドウで目に留まったものが。
「指輪物語」のキャラクターのフィギュアです! チェスセットもあります!
興味は尽きないものの、妹が横でヘタレているので(汗)ショーウィンドウの写真を
撮っただけでこの日は諦めました。
そしてオモチャ屋さんの隣のイースト・ゲート・ホテルの写真を撮った後、
そのすぐ側のマートン通り21番地のトールキンが最晩年に住んだフラットを撮影しました。
そしてそのすぐ側に、試験館がありました。
トールキンやルイスがよく講義を行った建物です。
中には入れないので写真撮影をしたのですが、なぜか建物の前にテントが張ってあって
せっかくの景観?が台無し・・・。門に薔薇?の形があしらってあったりもしたのですが、
写真にはよく写ってないですね・・・残念。本当はなかなか趣のある建物らしいです。
ここでHigh Streetを進んで7時まで開いているらしい聖メアリー教会で
オックスフォード市内を見渡せるという塔に登ろうと思ったら、
塔はもう閉まっていて入れませんでした・・・。
他にも見られるところはもう開いていないし、今日のところはこれでロンドンへ
帰ることになりました。
本音を言えば、まだ明るかったし、ここでさっとトールキンのお墓に行ってしまいたかったのですが、
疲労困憊の妹はこれ以上どこにも行きたくない様子だったし、
かと行って「先に帰ってて」は彼女には酷だろうと思い、次回に回しました。
後から思えばここでウォールバーコート墓地に行ってしまえばかなり楽だったのですが。
駅に着くと6時過ぎ。列車の時刻を見ると、急行は45分にならないと来ないことがわかったので、
仕方なくまた各停に乗ることに。どちらにしてもロンドン到着はほぼ同じ時刻だったので・・・(汗)
列車は5分遅れで到着。でも他の列車は平気で20分とか遅れていたようなので、
THAMS TRAINは優秀な方なのかも・・・。なぜかロンドン到着は定刻に追いついていたし(笑)
帰りの車窓からの景色は、夕日が茶色い丘陵に黄金色に映えてとても美しかったです。
写真に撮れなかったのが残念でした。
パディントン駅のはじっこのホームに到着すると、こんな壁画がお迎えしてくれました♪
構内の「くまのパディントン」グッズのお店は既に閉まっていて
買い物ができなくてちょっと残念でした。
行きと同じくバスに乗ってホテルまで戻りました。シャワーも今日はすぐに入れ、
紅茶でも飲みながらのんびりしていると、廊下から「フオーン フオーン」という
サイレンのような音が・・・。
「どこか故障してるのかな?」としばらくそのまま放置していましたが、いつまで経っても
サイレンは消えません。「どこが鳴ってるのかなー」と廊下に顔を出して見ると、
廊下の突き当たりの非常階段をゾロゾロと人が降りているではありませんか。
どうやらこの「フオーン フオーン」は火災ベルだったようで・・・
日本のけたたましいベルと違ってなんとなくのんびりしているので、
全く気がつきませんでした(汗)でもよくよく考えてみると
アクション映画とかで「時限爆弾がセットされた!」みたいな時の秘密基地のサイレンと
似てたかも・・・(それってどんな映画だ(汗))
フロントに行くと、既にたくさんの人が待機していて(パジャマ姿の人も)そのうちに
「フロントに避難してください」みたいな館内放送も流れてたくさんの人がやって
来ました。が、特にどこからも煙が上がっている様子はなく、これは誤報だなーと
いう感じでした。痺れを切らして部屋に帰ってしまう人もいたし(汗)
そうこうするうちに消防士さんたちが何人かやって来て、現場検証?に向かいました。
こんなところでロンドンの消防士を見ることになるとは・・・(笑)
そのうちにサイレンも消え、部屋に帰る人も増え始めたので、「もういいかー」ということで
私たちも部屋に帰りました。ミュージカル観に行かなかったので今日は早く眠れるぞ、
と思っていたのに、結局眠るのが遅くなってしまったのでした(汗)