7月30日バーミンガム2日目その1
さて、二日目。いよいよセアホール方面に向かいます。
セアホールに行く前に、セアホールより少し北西にあるモーズリーという地域に行くことに。
この地域は、トールキンの母方の実家サフィールド家があり、トールキンがイギリスに戻って最初に暮らした地域です。
モーズリーやセアホール方面に行くバスは、New Street駅の東側、Bull Streetというにぎやかな通り沿いにあります。
バスの番号によって停まるバス停が全然違うので事前の下調べが重要です。調べて行ったのにかなり迷いました…
このBull Streetにはサフィールド家のお店があった、とセアホールの水車小屋内の展示で知りました。
すっかり近代的な通りになってしまっているので当時の面影は全くありませんが。
しばらくバスで行って、まず最初に行ったのはPrince of Welesというお店。喫茶店なのか? 中まではよく見なかったのですが。
The Roots of Tolkien's Middle Earth
によると、会うのを禁じられていたトールキンとエディスがここで密会?していたとか。
エディスがバーミンガムを去る前に、ということだったかな。
わざわざ来るつもりはなかったのですが、場所を調べたらサフィールド家があった場所から近かったので寄ってみました。
サフィールド家に行く前に、もうひとつ。カトリックに改宗したトールキンの母メイベルが最初に通っていたというSt.Ann Churchもこの近くにあります。
近そうで意外と道がわかりづらく、迷ったあげくにようやく到着。
こじんまりとして素朴な教会でした。
行ってみたら、なんだか信者の方たちがたくさんいて、何か催しの準備をしているようでした。
入ったら悪いかな…と遠巻きに見ていたら、なんと手招きして入って入って、と言われて、言われるままに中へ。
お祈りする時に膝に敷くクッション?が全てお手製の刺繍入りだったりとか、アットホームで熱心な信徒に運営されている雰囲気でした。
中に入っても色んな人から親しげに話しかけられる我々…すいません英語喋れないんです…(汗)全然カトリックでもないしキリスト教徒ですらないし。
オックスフォードの聖アロイジア教会に入った時も神父さんが色々と話しかけてくれて気まずかった記憶が。
イギリスのカトリックの教会ってそういう雰囲気のところが多いのかな?
メイベルが入信した頃もこんな雰囲気だったのでしょうか。
さて、St.Ann Churchから、いよいよサフィールド家があったAshfield Roadへ。
ここの9番地にサフィールド家があったそうなのですが…この家、意外と小さいなあ。
サフィールド家は結構裕福なイメージがあったのですが。もしかして敷地が分割されたのかなあ?
建物も新しい気がするし…
このAshfield Roadも、The Roots of Tolkien's Middle Earth
に当時の写真があったので、同じアングルで撮ってみました。特に通りの右側の家が当時のままのようですね。